About Japanese manners
マナーについて食事のマナー
日本では他の国と違い、食事のときにお茶碗を持つという習慣があります、
逆に、置いたまま食べると「犬食い」と呼ばれ、非常に行儀の悪い行為になります。
肘をテーブルについて食べたり、口の中に食べ物が入ったまま話すのもタブーです。
また、箸を使う際にしてはいけない動作もあります。
例
箸渡し
箸から箸へ食べ物を渡す
寄せ箸
箸で食器を寄せる
立て箸
ご飯盛に箸を立てておく
刺し箸
食べ物を突き刺す
迷い箸
どのお料理を取るか迷う
生活のマナー
ゴミの出し方
日本の各地域では、地域によって決められたルールに従ってゴミを出さなければなりません。
ルールを無視するとゴミ収集車が集めてくれません。
①決められた分別方式で分ける
②決められた日時に出す
③決められた場所に置く
等のルールを守らなければゴミ収集車が集めてくれません。
分別したゴミを出す曜日・時間や場所は、地区によって異なります。
可燃ゴミは1週間に2回くらい、不燃ゴミは一週間に1回の回収が普通です。
ゴミの分別(東京都の一例)
可燃ゴミ・・・ (魚・野菜などの台所のクズ、紙、衣類、生理用品、たばこの吸殻など)
東京都の場合は推奨の半透明ポリ袋(炭酸カルシウム入り)に入れ口元を縛り、臭いが洩れないようにします。ポリバケツで出す場合には、ゴミ回収後に早く引き取る必要があります。
不燃ゴミ・・・ (焼却に適さないゴミ。プラスティック類、金属、ガラス、陶磁器、ゴム、皮、刃物、針、電球や蛍光灯など)
危険のないものは、中身が識別できる透明度の高い袋に入れて出します。針はびんや缶に入れて蓋をし、電球などは紙に包んで「危険」と書いて下さい。スプレー缶、卓上ガスボンベは爆発の恐れがあるので錐や釘で穴を空けてから出して下さい。
粗大ゴミ・・・ (家具、電気製品、自転車など)
大きな物の回収は有料で、申し込み制です。電話で清掃事務所に収集を申し込んで下さい。帰国や転居で大量のゴミが出る場合は、早めに連絡して下さい。
騒音に注意
都市生活では、多少の生活音は、お互いに我慢しなければなりません。しかし『騒音』となると、話は別です。壁や床が薄く、隣室や上の階の部屋の物音が響いてくるような建物もあります。特に夜10時以降はどこの家庭でも、できるだけ生活音でさえ響かせないように気をつけています。ドアの開閉はもちろん、階段の上り下りの音にも気を配ります。またテレビの音量も低くします。ラジオやCDを聞く時はイヤホーンを使うなどの配慮も必要です。夜遅くには掃除機、洗濯機など振動音の出る機器の使用は控えます。また、友人との集まりで話が弾んで気がつかないうちに大声になることも珍しくありません。夜は穏やかに過ごしましょう。
自転車の利用
駅前や道路の角に、まだ十分使える状態で何日もそのまま置かれている自転車は「放置自転車」と呼ばれ、地域を管理する役所が対策に悩む問題の一つになっています。それらの自転車を拾って使ってはいけません。日本では、自転車は盗難防止のために登録制になっています。警察官に調べられた時、拾った自転車であることが分かると「自転車どろぼう」になってしまいます。
反対に、自転車置き場以外の場所に自転車を駐輪しておくと、「放置自転車」として撤去されることもあります。撤去された自転車を返却してもらうためには指定の場所に出頭して手数料を支払わなければなりません。必ず決められた場所に駐輪するようにしましょう。